2021年元旦:ヨガで108回の太陽礼拝をやってみた

2021年始まりました!

個人的にはなんとなくまだ2020年の延長…のような感覚でもあったりします。

ただやはり新年!ということで、いろいろな目標も立てていこうとは思いました。

そのひとつは「気になったらやってみる」です。

第一歩に、108回太陽礼拝

気になったら即行動の第一歩として、元旦に取り組んだこと。
それが、「108回のヨガの太陽礼拝」です。

ヨガで目指す方向性がとても好きな先生が元旦から開催するということで、思い切って参加してみました。

ヨガには「太陽礼拝」という代表的な動きがあります。
これをただひたすらに、108回繰り返す まさにそれだけです。

108という数字は、ヨガにおいても、また仏教や精神世界でも重要な数字として度々登場してきます。

そのため、年末年始などのタイミングでは、よく108回の太陽礼拝レッスンが開催されていて、うっすら気になっていたのでした。

そもそもヨガの太陽礼拝って?

太陽礼拝とは、サンスクリット語で、「スーリャ・ナマスカーラ」(スーリャが太陽、ナマスカーラは礼拝)。
英語ではSun Salutation(サン・サルテーション)と言います。

太陽(自然)に感謝をするための祈りの動作で、主に12個のポーズを連続しておこなう一連の流れのことです。
※12というのは1年12ヶ月、太陽の通り道である「黄道十二宮」の12の領域を表しているそうです。ただしヨガの流派によって、ポーズの数は異なったりもします。

多くのヨガスタジオやヨガレッスンでも、必ずといっていいほどこの「太陽礼拝」の動きは取り入れられています。

その理由はいろいろありますが、個人的には次の2つがメリットなのかなと思っています。

●立つ、座る、うつぶせ、逆転、使いたい身体の向きや動きがすべて入っているので、ウォーミングアップにベスト
●流れで動くので、自分の身体の動きへ意識を向けやすい&集中力が高まりやすい

ウォーミングアップというほど、簡単なものでもないので(笑)、この動きだけやってもそれなりにしっかり身体は温まって、ほぐれていきます。

実は太陽礼拝の起源は諸説あって、ヨガができたころからあるものではなく、実は結構新しい概念&ポーズなのです。
とはいえ、現代のヨガの代名詞にもなっています。

108回の太陽礼拝とは?

この太陽礼拝、レッスン中なら2回、多くても5回程度。
これを108回やるのが「108回太陽礼拝」です。

ヨガにおける108の理由はかなり複雑なので割愛しますが、仏教でも煩悩の数は108つあると言われているように、かなりキーとなる数字。

簡単にいうと、108回やって煩悩を消し去ることが目的

煩悩は、悟りを妨げる心身を乱す心の働きのことなので、心の安定を目指すヨガにおいては、少しでもなくしていくことが大切。仏教でも同じですよね。

1年の終わりや、何かの始まりにあたって、思考をクリアにするタイミングにぴったりということで、ヨガスタジオのイベントなどでも開催されているのです。

同じ動きを続けることで瞑想状態に入りやすくなって集中力や体力を高めていくことができるいうワケです。
太陽礼拝を1回やるごとに1つ煩悩が消えていく…そんなイメージです。

108回やるのにかかる時間

各ポーズでどのくらいのキープ時間を取るかによっても変わってきますが、早くて90分、だいたい120分くらいです。

今回は早めにやって90分超えていました。

もし、レッスン中の普通〜ゆっくりのスピードでやったら、1回の流れで2分程度×108回。単純に216分=2時間半くらいかかるんではないかと思います。

やってる最中の変化は

やってる最中、20回くらいはあんまり何も感じないというか、ただただやっていく感じでした。

30回くらいになってくると、「まだあとこれを3倍以上繰り返すのか…」という先が見えない感(笑)

今回は1度50回で、流れをリセットする時間があったので、そこで一区切り。

60回超えてくるころに、ちょっとお腹の冷えと軽い痛みを感じました。

その理由は、体幹=お腹の力が抜け気味で、お腹に呼吸がしっかり入ってなかったから。それは自分でもよーくわかりました。

身体は熱いのに、お腹は冷えてる現象。

そこからもう一回自分の中で仕切り直して、呼吸を意識して、やり直したらお腹の温かさは戻ってきました。

ほんとに呼吸は大事です。

108回の太陽礼拝終えての感想

やり終えてみて、初めてやったことへの達成感&経験できたうれしさがありました。

正直、煩悩はまったくなくなった感はないし、瞑想状態にはあまり入らずいろんなこと気になっちゃって邪念だらけだったと思うけど(笑)、身体をしっかりと動かすことがリフレッシュになるんだなと身をもって感じました。

先生も「難しい事はあんまり考えずに、108回達成できたから他のこともまた達成できる!あれを頑張れたんだから他の事も頑張れる!っていうきっかけにしてください」と。

そう、まさにそれがヨガ。やった瞬間の成果や変化、結果ばっかり目を向けるんじゃなくって、もっとおっきな視点でとらえてみるっていうこと、まさにそんな経験になりました。

今年何かがあったとき「108回やれたから、これも大丈夫でしょ!」と思い込ませられるいい材料になったんじゃないかなと思います。

自分ひとりではとてもできないけど、こういう機会にのっかってやるのはいいものです。

「筋肉痛がひどい」「身体を痛める」といったような事前情報もありましたが、そこはちゃんと身体を痛めないように気を付けながらやっていたので、痛めることもなくほどよく使った筋肉刺激くらいで◎でした。

もし、108回太陽礼拝をしたい方という人が複数人集まれば、レッスンとしてやってみるのもよいかも…なんて思っていたりします(^^♪

挑戦したい方はぜひご一報を。

もちろん、途中でやめる&休むもアリですしね!

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