30歳過ぎからのフィリピン短期留学【留学先の選び方&事前にしておくべき事】

30歳過ぎても遅すぎることはない!

人生でやり残したことはなんですか?って聞かれたら、たぶん一番に思いつくものが「留学」。

なんだかわからないけど、海外に中長期で生活する&留学するっていうのに憧れがあって、ずっとそれをやってみたかったのです。

でもその割には、学生時代は英語なんてまともに勉強してなかったし、20代前半はちょっと英会話にも通ってたけど、ここ数年は日本で勉強らしい勉強なんてしてなかったんです。

会社に入ってしまったため、何か大きなタイミングでもないと留学はかなり難しい…
ただ、海外旅行にいくたびに
「英語が日本語みたいに使いこなせればもっとやれることが増えて、絶対楽しいはずなのに!!」
っていう想いが浮かんでは、日々の生活に追われていつの間にか消えての繰り返し…。

会社を辞めることになってこれはチャンス!とばかりに、転職活動は1ミリもせずに、すぐに行こう!と決めました。

本気で英語を学びたい!選んだ留学先はフィリピンのバギオ

そもそもフィリピンにしたのは「英語学習だけにフォーカスしたかった」&「コストが安かった」から。

オーストラリアやカナダなどもあるけれど、まずそこにがっつり行く前に、コストも安く、英語の基礎力が学んでおこうと、いわばプレ留学のような気持ちで、まず数ヶ月!のつもりでした。

フィリピンとひとことに行っても、セブだったりマニラだったり、エリアはいくつかあります。
いくつかの留学エージェントの話を聞いて、私が選んだのはバギオでした。

・とにかくスパルタでもなんでもいいからストイックにやりたい
・遊びはいらない
・友達づくりもなんなら二の次
・できるだけ日本人は少ない方がいい

これが私の希望なので、必然的にバギオに。

フィリピンの留学先の特徴をまとめると
―セブは、リゾート遊び&友達づくりもしながら英語を勉強したい派(大学生むき?)
―クラークは、基地があるのでネイティブ講師がいるのがメリット。ストイックさはまぁまぁ。
 ̄マニラは、都市でちょっと治安面も不安もあるけど、便利
―バギオはとにかくスパルタ。他の場所に比べると一番値段も安いけど、遊ぶところはかなり少ない

ざっくりとこんな感じでしょうか。

クラークとバギオで少し迷ったけど、レベル分けしてあって中上級の人しかいないというバギオのスクールに決めました。

フィリピン留学前にやっておいたほうがいいことは「中学生レベルまでの基礎学習」

留学前にしておいたほうがいいこと、それは日本語の参考書を使った基本的な文法や単語の習得。

これはよくいろんな人が言ってるけど、まったくその通り。
文法については、日本語で書かれてる参考書で、中3レベルくらいまでのものは、事前にやっといたほうがいいと思います。

現地では、ほんといろんな単語が出てくるので、調べる時間がかなり多くなります。
だからこそ、事前に知ってる要素は多ければ多いほど◎です。

しかも文法においては、絶対に日本語で頭に入れておいた方が、現地での頭に入ってくるスピードが変わる!
英語で文法的なことを学ぶのはなかなか難しいし、なにより文法を飛ばして、会話力とか英語圏の人ならではの表現を学ぶことができる!

わざわざ現地に行ってまで、三人称単数とか、現在完了とか勉強するのはちょっと時間がもったいないかなと思います。

留学前に絶対決めておいた方がいいのが「留学で目指したいゴール」

そしてもうひとつ。

これは結構重要だと思うんだけど「今回の留学で何を習得したいのか」「どこまでのレベルを目指したいのか」っていう現実的なゴールです。

じつは私は、これをあまり明確に設定しないで行ってしまったので、ちょっと後悔してます。

というのも、私が目指してたのは「ネイティブレベルに話せる語学力」。
つまり、あまりにもハードルが高すぎた…。

2か月やそこらでできるわけないんだけど、それでも2か月も英語漬けになったらかなり変わるんじゃないかっていう、結構な妄想を抱いていたわけです。

どころがどっこい。

いや、当たり前なんだろうけど、2か月後に自分ではっきりと目に見えてわかるレベル差が感じられなかったのです。

これは、短期留学が意味がなかったということじゃなくて、
「目標をあまりにも大きなものに設定してたから、小さな進歩に気づけなかった」
「目標を可視化しなかったから、足りないものにしか気づけずに中途半端にいろいろ手出しをしてしまって、結局何を得たのかわからなくなった」
こういうことだと思います。

実際に、多少はテストの点数も上がったし、英語が口から出で来るスピードは早くなったし、耳が慣れました。
先生たちにも「めちゃめちゃ変わった!」とも言われたので、ちゃんとレベルアップしていました。

でも目標がちょっと高すぎたので、自分的には「もっとできるようにならなかったのかなー」と思うところがあったのです。

目標は何でもいいけど「点数化」「指標化」できるものがいい

どんな目標でもいいのですが、
「この本を1冊読めるように、朗読できるようにする」とか
「TOEICで800点取る」「IELTSの点数上げる」とか
たとえそれを実際に受けたり点数取る必要がなくても数値化できる目標を決めたほうが、断然、自分の学力の変化がわかります。

ざっくりと会話力を上げる!とかって、すごくいいんだけど総合力すぎて…
テストでもほんとにちょっとしか変化が見えなくて、ちょっとがっかり。

とはいえ、結論は、100%…いや200%行ってよかったので
これからフィリピン留学考えてる人には、絶対行った方がいいと声を大にして言いたいです。

留学で得られたもの、それは語学力以上に価値のある経験だった

留学は英語力ももちろんですが、現地の生活、価値観、人間性に触れられるというのが、ものすごい価値だと思うんです。

そして、そこで出会う人たちも。

フィリピンの人たちがいかに優秀で、家族思いで、温かい人たちかということを実際に感じられたことは、留学の何よりの収獲と言ってもいいかもしれません。

そのくらい、短いきかんであっても行って良かったと思いました。

英語については…

流暢にしゃべれる人になりたいっていうのはもう永遠のテーマであり目標。
きっと人生最大、一生かけて達成する目標なのかもしれないです。

バギオの観光地から見下ろした街並み(山並み)@philippines
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