ヨガはコロナ禍のストレスケアに効果がある

「ヨガは心と身体にいい」

一般的になんとなくそれはわかっているけど、具体的にどう効果的なのか?
いろいろなところで研究されていて、身体の仕組みとあわせてちゃんと根拠も認められています。

先日、全日本ヨガ連盟から「日本におけるCOVID-19によるストレスとヨガの関係」という結果が発表されました。

英語の論文だったのでかなり意訳する形ではありますが、ざっとわかりやすくまとめてみました!
良かったら見てみてください♬

ヨガは心を安定させてくれる

ヨガの定義は「心の作用を止めることである」とされています。

私たちの心は、毎日物理的な影響を受けて揺れ動いています。
苦しんだり悩んだりしていて、心と思考はいつも変化しているんです。

ヨガをするとは、この変化する心をコントロールすること。
苦痛や混沌など、自分を苦しめているものから解放することができる、ヨガとはそういうものなんです。

ヨガは心と身体を穏やかに保つための精神&知的活動であり、そのためにポーズ、呼吸、瞑想をおこなっていきます。

ヨガの呼吸で、ストレス物質が減っていくという結果

長い間ストレスを感じると、体内のコルチゾールの分泌量が増えていきます。それによって記憶に関係する脳の海馬の神経細胞を破壊してしまうことがわかりました。

海馬が破壊されてしまうとどうなるかというと、うつ病や認知症といった疾患につながってしまうんです。
ヨガの呼吸法は、コルチゾールを抑制し、ストレスを減らすのに効果的だと言われています。

メジャーリーガーやサッカー選手なども、ストレスと健康管理のためにヨガに取り組んだり、日本では自衛隊や海上自衛隊も取り入れているそうです。

知らない間にストレスは積み重なる

コロナによって、外出自粛や運動機会の減少などで、知らないうちにストレスを積み重ねてしまっている人も多くいます。

それを解消してくれるひとつがヨガ。
マインドフルネス=瞑想も、ストレスケアに効果的だと多くの研究でその有効性が確認されています。

心の安定にはセロトニンという物質が必要ですが、ヨガの呼吸ではこのセロトニンを増やす効果もあるんです。

積極的にストレスケアに取り組むことが大事

コロナ禍では、積極的にストレスケアに取り組むことが大切だといいます。
・健康的な食事
・できる限りの運動
・社会とのつながりや思いやりを持った行動
・物理的な休息
・マインドフルネスのための呼吸、瞑想

ヨガの練習は、睡眠の改善にも良い影響を与えます。

ヨガは年齢、場所問わず、たとえ身体に疾患があってもできるものです。
免疫を高める、ストレスを解消させる、心身の健康維持のためにヨガは役立ってくれるといえるでしょう。

ヨガは医学的にも効果がある

かーなり要約してるのですが、ざっとこんなところ。

ヨガは精神論や概念的なもので、医学的根拠とつながってるイメージが薄いかもしれません。
ですが多くの研究で、その効果は証明されています。

身体というよりは、メンタルの部分でです。

ストレスや脳の働きというのは、なかなか自分ではわかりづらいですが、だからこそしっかりケアしてあげるのが大事。

ストレス自体は、決してすべて悪いものというワケではないですが、変化は必ず「ストレス」になって心身に影響を与えます。

まだまだ変化が続く日常。
変化に対応できる心と身体のためにも、呼吸、瞑想、哲学の学び、日々の行動、いろんなヨガを試してみてください。

お知らせ


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はじめての方はきっとヨガのイメージが変わって面白くなり、すでにやっている方でも歴史や哲学はあまり知らないという方はより理解深まって、これからのヨガがもっと楽しくなると思います☺

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